裁判

今日はひきこもりの私にしては早起きして、東京地裁へ行って来た。
「日の丸・君が代」の強制に抵抗して解雇された、東京都の都立高校元職員の裁判。裁判なんて生まれて初めてで、なんかビビってしまった。傍聴席を求めて長蛇の列ができてたから、「どうせ傍聴できないだろうから、ハズれたら美容院にでも行って髪切ろう♪」なんて考えていた。・・・・・・そしたら当たるし!!

初傍聴!

法廷って、テレビドラマで見たまんまだった。裁判官が着ている黒い服や、弁護士がしているバッジなどに興奮してしまった!ホントテレビのまんま。でも、証人が「良心に従って真実だけを述べ・・・・・・」って言ったり、裁判官が「被告人、前へ」とか言ったりするのは無かった。刑事裁判ではないし、今日は原告口頭弁論だったからかなぁ・・・。とりあえず、自分、2時間ドラマの見すぎだ・・・。

裁判が終わった後、原告の人に誘われて、原告の裁判報告会にも行って来た。ほとんどが東京都の先生方の中に混じって、場違いに若い私がポツン。なんか、緊張。いや〜、でも先生方、熱かった。「無関心」が主流な感じの世の中で、先生たちは生徒のため・自分のためにがんばっているんだな。ある先生は、これから持ち授業があるというのに、時間の合間を縫って傍聴しに来てたし。まだ少数だとは思うけど、信念を持つ人たちのパワーを見た気がした。

最後に、原告の方に感想を求められ、ビックリしつつしどろもどろで答えた。なんだか恥ずかしかったなぁ・・・。
卒論で「日の丸・君が代強制」をやったんだけど、卒論だけじゃなくて、実際に現場を見れて、今日はいい経験をしました。

くれぐれも、刑事裁判の被告にだけはならないようにします…。(あたりまえか、。)